議員日誌609  都市計画の挫折 ③   H29 5.25

 海老ケ島東部地区の土地区画整理事業は行われないことになりました。これに代わり、地区計画を導入することになりました。この地区計画とは如何なるものなのか、それは、今後の建築物の建設にあたって、地域の発展のために新たな決まりを設定することです。例えばキャバレー、ラブホテルは建築不可、道路と外壁の間は1メートルあかす、等。

 決定的に土地区画整理事業と異なる点は、既存の街区に公共工事は行われないことです。これまでの街区は基本的にそのままです。目玉となるのは、3本の道路の拡幅事業(生活幹線道路①②③)でしょう。時期的に並行して進められるのが、県道海老ケ島中央通、県道大塚・中根線の整備事業ですが、こちらの進捗は見通しが立っていません。

 土地区画整理事業と地区計画では落差がかなりあります。今後の地区計画でこの地域が活性化するかしないかは、整備される道路にかかっています。整備される道路の沿線には新たな息吹が流れ込む可能性がまだ残されています。

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