中核病院の名称が「西部メディカルセンター」と決まりました。運営法人は「地方独立法人茨城県西部医療センター」と言います。この運営法人の設立作業が進んでいます。病院を成功させるには、運営母体となるこの法人（今後は医療機構という）が自主性を持ちながら運営できるかということにかかっています。
まず筑西市は医療機構に対して中期目標を提示します。この目標に沿って医療機構は「中期計画」を市に提出し、市の認可を得なければなりません。この仕組みは、医療機構の運営に市の意向を反映させるためでありますが、3～５年ごとに提示、認可が行われますので自主性を損なう恐れもあります。
定款の原案が議案として出されています。それによれば、医療機構のトップである理事長は市が任命し、その他の役員である理事は理事長が任命する仕組みです。運営自体に市が口をはさむことはないようですが、決算は市の承認を経なければなりません。 続きは次稿
