茨城県知事選では新人が現職を破りました。予想外と感じる方もおられるでしょう。新人を推していた私でさえ、現職有利は変わらないと思っていました。 此度の選挙では、複数の理念がねじれていました。①地方自治の首長の多選禁止は1つ。また、②政党政治の地方自治への介入の是非も1つ。さらに③社会世情から原発再稼働の是非も大きな問題。複雑です。 ②、③から言えば私は現職に近い。しかし①こそ民主政治の基本理念と考え、ここを最も重視して新人支持を決めました。
当選が決まった大井川氏には、公約通り多選禁止条例、及び現職が主張した東海第2原発再稼働の凍結をお願いしたい。自民党の支援を受けた氏が、政府の原発推進政策に反し、県民の多くが支持する原発廃止政策をとれるのか、最も注目されるでしょう。