毎年、9月定例会には決算報告がなされます。今定例会では22日と25日に特別委員会を設けて審議いたします。28年度決算の特徴は、税収減、地方交付税の縮減、すなわち一般財源が16億円程度減少したにもかかわらず歳出が20億円程度増加したこと、これにより基金繰入、地方債の増加が避けられず、関連指標が悪化したことです。特筆すべきは、実質単年度収支が18億円程度の赤字、経常収支比率が95.8となり、平成23年以降最悪の数字となったことです。
筑西市は、今後も病院建設、道の駅建設と投資的経費が膨らみます。また既存インフラの維持管理費も増大することがわかっています。つまり歳出の増加傾向は続きます。いかに歳入を確保するのか、その舵取りは重要です。市長の政治姿勢が問われます。