2017特別国会が召集され 1週間ほどたちました。少し落ち着きましたのでたまには国政に対する意見も述べてみます。自民党支持者だからいうのではありませんが、政権担当能力は自民党以外にありませんので自民党が勝利することに異論はありません。ただ衆議院解散、総選挙時に述べましたが誰のための解散総選挙だったのかという視点で考えてみました。
総選挙が終わり、新衆議院が始まってみますと、国会における与党勢力はほとんど変わりなく、新内閣の顔ぶれは解散前と同じです。大きな内政、外交方針も変わりません。政権与党の任期が仕切り直しで4年となったことが最大の変化です。総選挙に使われた国費は約600億円、本来4年任期あるところ1年3か月前倒しで総選挙となったので150億円が無駄になったと言えなくもありません。マスコミが騒いだ新党も分裂、既存野党もそろって退潮。国民は、選挙結果には冷めているように感じます。
やはり、政権与党のための総選挙だったように思えます。国民から見れば選択の余地のない政権ですので、現政権の驕りを戒めたいものです。