先日、知人の新居を訪ねました。若夫婦はご主人も奥様も共に筑西市出身。そして2人とも市内の事業所（別々）に勤務しながらお付き合いし、結婚、出産、アパート住まいを経て、ついにマイホームを手に入れました。それも筑西市内です。そのお祝いに伺ったのです。
お話ししていて改めて思いました。若者が地元で働き、結婚、マイホーム、出産、子育てと人生を送ることは、とても理にかなっています。若夫婦にとって頼れる親夫婦、旧知の友人、たくさんの知りあい、これほど心強いものはありません。また、結婚、出産、マイホームにしても身近に多くの人の祝福があります。若夫婦のご両親もとても喜ぶでしょう。これを幸福と言わずしてなんというのでしょうか。一見、平凡に見えますが、なかなか難しいものです。
我々の世代は、若者は学歴を持ち、そして都会の企業に就職することを目指し、親もまたそれを望みました。価値観から転換しなければなりません。社会全体で、人材を育て地元に生きることが理にかない、素晴らしいことを伝えるべきです。
