遮断機も警報器もない踏切を第4種踏切と言います。筑西市にはまだいくつかあり、第4種踏切の閉鎖は以前から進められてきたようですが、近隣住民との歴史的交渉経緯があるようで、なかなか閉鎖することが難しい箇所あるようです。過日、井上地内で痛ましい事故がありました。これを受け、かねてから懸案だった栄踏切の閉鎖交渉が何とか進みました。2月23日閉鎖工事安全祈願祭。
改めて栄踏切を見ますと常総線、水戸線上下線、真岡線と線路が並んでおり、踏切の長さは40メートル程度になります。ここを、お年寄りも毎日わたっていたということですが、よく今まで事故が起きなかったと感心しました。踏切の先には大型スーパーがあり、迂回すると400メートル程度遠回りになります。若干の不便を住民にお願いすることになりますが、筑西市は市民の安全安心を謳います。そのための住民サービスとして歩道整備も行われました。関係者の方々に敬意と感謝の意を表します。