筑西市には廃棄物減量等推進審議会があります。委員は、市条例により構成が決まっており、市議会議員のなかから総務企画委員長、副委員長が充て職として委嘱されることになっています。他の構成メンバーは、学識経験者、関係団体の代表者、市民代表と言う具合です。他の多くの外郭団体も同じようでしょう。
当審議会も、行政側の準備した筋書きにシャンシャンと同意・承認してお終いと思っていましたら、市民代表から活発な意見が出されていました。思えば市民生活に最も身近なごみ処理問題ですので、意見が活発で当たり前です。ただ、審議会の名称からしてその本旨は廃棄物の減量・処理の適正確保と思いますが、行政の資料がやたら専門的、数字的でそれに沿った意見を求めるのは正直無理があるようで、結果、資料と各委員の意見には乖離がありました。とはいえ、皆さん大人で紛糾することもなく、予定時間通り審議は終了致しました。
私が感心しましたのは、委員の多くが最終処分場の建設を推進する立場をとっている事です。行政は何故か及び腰でした。市内で出したゴミは市内で最終処分をする、まっとうな意見だと思います。