先日、市の担当部署から西部メディカルセンター(新中核病院)の経営計画について説明がありました。3年を目途に黒字化するというこれまでの説明の繰り返しでしたが、公的性格の強い地方独立行政法人の場合、不採算部門(24時間救急対応)を抱えますので、この部分には設立母体(筑西市)からの財政投入を前提とするということです。医療収入だけですべての経費を賄う計画ではないのです。ちなみにその財政投入額は6~8億円と想定しているようです。
とはいえ、開院から3年間はどの程度の赤字を見込むのか、3年過ぎてからの財政投入が8億円を超えてきたらどのように対処するのか不明です。最悪の場合の計画もしっかり考えておくことです。ただ、表に出せば、悪い場合の想定情報が一人歩きしかねないということもありますので慎重になっているのでしょう。 担当部署が強調したかったことは、黒字と言っても不採算部門に対する財政投入6~8億円を収入と見込んでのものであるということ、そしてこれは永続的ということです。私は半分納得しています。