近年、地方の市町村において企業誘致の動きが活発です。既に市町村間で競争となっています。以前にも触れましたが、隣接の結城市では、販売好調な既存の工業団地を拡張する形で新規計画を打ち出しました。立地的に優位性があることが立証されているから、法的手続きが難しくとも調整区域で農振区域の農地を工業団地に転用しようとしています。さらに下妻市でも、圏央道、4車線化された国道294号を意識した立地ということで、30haにも及ぶ農振区域の水田を転用する予定です。
翻って我が筑西市の工業団地計画はどうでしょう。どうやら明野地区の山林(一部に水田)に計画があるようです。何故その土地なのか、果たして競争に勝つだけの優位性があるのだろうか。じっくり検証しなければなりません。