本市の盆踊りは下館市時代を含めて42年の歴史があるそうです。私も子供のころ友達と連れだって参加した記憶があります。しかし、そのころと比べお世辞にも10万都市に見合った盛況だったとは言い難い印象でした。稲荷町の友人が、やはり人出も踊り手も減ってきていると寂しがっていました。
私は個人的には祇園祭より盆踊りが好きです。参加者は何日も練習し、そして本番に思う存分汗をかきながらその成果を披露するのです。確かに神輿や山車と比べて派手さはありません。勇壮、豪壮さはその比ではありません。しかし、盆踊りには安心感があり、優しさ、健気さがあふれています。
4自治体合併の効果からいえば祇園祭はそれなりに規模が大きくなりましたが、盆踊りには殆どありません。筑西市では交流人口の増加を図るためさまざまなイベント・まちおこしを企画しています。伝統行事がすたれてしまうのは本末転倒なのか時流ととらえるのか、はたまた企画が悪いのか、市の予算が投入されている以上分析してみる必要があります。
それはさて置き、主催者、企画者、スタッフ、踊り手の皆さん、大変お疲れさまでした。楽しいひと時でした。