議員日誌718  DMATカー  H30 7.10

 本日、市議会臨時会が招集されました。議案は補正予算、内容的には2案件です。一つは、匿名により500万円を寄付し、西部メディカルセンター用の災害時医療支援車輌(DMATカー)を購入してほしいという要望があり、予算化したものです。

 ところでDMATカーとは聞きなれません。調べてみますと、災害発生現場に医療チーム(DMAT)を送り出すための車両ということです。2005年4月に厚生労働省が米国のDMATを模範とした「日本DMAT」を構築するための研修事業をスタートさせました。現在では、国のDMAT研修を受けたチームを道府県が編成し、地域の災害拠点病院に配置されています。 このDMATカーは、赤色灯を搭載した緊急車両登録がされており、緊急時の緊急走行が可能で、大規模災害時には「災害時優先道路」等の走行が可能になります。また、活動に必要な多くの資器材が搭載可能であり、「車載用衛星通信回線」を搭載しているため、通信が途絶するような災害時でも音声通話、インターネット回線を確保することができます。そして、医療チームの現場指揮所として活用できるよう、「TVモニター」「PCモニター」「サイドタープ」を搭載した多機能な車両です。

 それにしても、匿名希望で500万円の寄付には驚きました。改めて敬意を表したいと思います。

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