8.30は大田地区のタウンミーティングが行われましたので参加(拝聴のみ)させて頂きました。事前に質問書を提出していた方たちは見識の高い質問をしていました。
一人の方は、人口減少に対して独自の資料を作成し、過去30年の間に旧中心市街地人口は半減し、幸町は倍増していること、公的資金は圧倒的に旧中心市街地に注がれたにもかかわらず、と分析し、対応策を質問していました。この資料が示す事実に、定住人口を増やすヒントがありそうです。別の方は、防災無線の不備を指摘し、ある自治員さんは災害時の避難場所、非常食、水問題等を質問していました。責任感からの質問だったと思います。
市長の姿勢は、市民の質問を聞くことが主で、善処します―が答弁の限界のようでした。それでも市民としては直接市長に訴えられるチャンスを得られることでメリットがあるのでしょう。ただ、会場に訪れている人たちの顔ぶれを見てみますと殆どが自治会の役員のようで、一般市民の関心の低さが残念です。人集めを任された担当職員さんは骨が折れることでしょう。
総じて日本の市民は集会で自分の意見を主張するのを得意としません。議員はおおくの市民と会話をしなければならないということになります。