さて、本日は 第3セクターを話題にします。第3セクターとは、国や自治体が中心となり公金つまり税金を投資して、民間との協力の下、設立する会社組織のことです。メリットは公共性の強い事業に対し、公金からの資金力が与えられるため経営に不安がないこと、民間の採算性、ノウハウや技術が得られること、が挙げられます。
デメリットは、行政に求められる法律のチェック体制から外れるため規律が緩くなり、また株主からのチェックも甘くなりやすい、そのため 腐敗が起きやすいということです。 経営トップの意向次第では、公金を得ながら役員のお手盛り報酬や放漫経営も起きる可能性があります。これを三セク病と言いますが、全国を見れば、三セク病の事例は枚挙(まいきょ)にいとまがありません。
私が第3セクターに敏感になるのはそのためです。わが市の第3セクターが3セク病にならないためにも、議会での質問は必要と考えています。