先日、ＮＨＫから地方議員アンケートなるものが届きました。印象に残る質問として議員定数に関して、１多いと思う、２適当と思う、３少ないと思う、がありました。これはとても答えにくい質問です。地方自治法には議員定数に関しては各地方公共団体が定めるとしておりその指標を示していません。これまでも、議員定数に関しては様々な指標を用いて論じられてきました。しかし決定的なものはありません。全国の同程度規模の自治体の平均的な数字が目安となっているのが現状です。
この質問を素直にとれば、実際に議員活動をしているものとして、１議会の責務を十分果たせ、さらに余剰の部分があるのか、２議会の責務を果たせるが余剰力はない、３議会の責務が果たせていない、ということになる。私の感覚では、現在の筑西市議会では十分議会の責務を果たせていないと感じるところがあります。市政に対し二元代表制としての議会の意思表示、あるいは執行部に対するチェック機能を考えますと力不足を感じます。それでは議員定数が少ないと考えるかというと、そうではないでしょう。ましてや、力不足なのに数が多すぎるというのも違います。
