茨城県は、偕楽園の入場料を有料化する方針を固めたようです。日本三名園の一つであり他の2つ(兼六園、後楽園)が有料であることに倣うようです。偕楽園の魅力を向上させるための資金獲得が狙い、しかし、その収益は1年間で約1億円程度、茨城県民は無料、県外の観光客だけが有料という内容を聞きますと疑問がわいてきます。
茨城県は魅力度全国最下位、偕楽園は有名だがリピーターが少ない、という事情からは確かに偕楽園をもっと有力な観光資源とする必要がありその資金が必要であることは分ります。しかし、県外者から料金をとり県民は無料というのでは矛盾します。また、年間1億円程度の費用であれば、他の方法がありそうなものです。クラウドファンディングで寄付を募るなども1つの案でしょう。魅力的な公園で入場無料が最善、県民として声を上げたい。