筑西市の地方創生、地域振興、観光・情報発信の拠点として期待される道の駅に関する議会での動きがありました。正式名称が「道の駅グランテラス筑西」と決まったことはすでにお伝えしました。ここを運営するのは第3セクターである㈱ちくせい夢開発です。道の駅の施設は全て筑西市の所有、その運営を夢開発に指定管理者として委託する。
ここまでは、他の道の駅でも一般的に行われています。筑西市では、指定管理者たる㈱ちくせい夢開発の経営に、相当の優遇を与えています。一般的には道の駅運営会社は、市から指定管理料を受け取らず、逆に利益を出して、市に納付金を支払う義務を負っています。筑西市の場合、この納付金の義務がありません。しかも、コーヒー店、レストラン、他各テナントの支払うテナント料金は夢開発の収益となります。剰余金が出やすくなるよう配慮されています。
私は、指定管理者である㈱ちくせい夢開発が3セク病にならないか懸念を表明したのですが、市当局は、経営の健全性の確保を優先しました。すこし心配です。今後の議会監視は必要です。