議員日誌35 決算特別委員会9.20

 9月議会は決算認定議案があります。通常の任意団体や公益団体(商店会、経済団体、業界団体、行政書士会、ライオンズクラブ、JC等)の経験者は前年度の決算報告と今年度の予算提出は同時期に行われることを当然と考えていますので、新年度が半年も過ぎてから昨年度の決算報告というのは戸惑うものです。国や地方公共団体の予算決算に携わった人には当然と思われるでしょうが、年度の決算の反省を、次の年度の予算編成に生かせないような歯がゆさを感じます。

 そうはいっても自治体の決算書は膨大です。一般会計で約418億円、特別会計合計で約240億円、公営企業会計(水道事業と病院)合計で約53億円、この作成にどれほどの労力が必要か、3月末日に締めて、各種会計報告が上がってくるのを待ち精査し監査を経てまとめあげるのですから無理からぬことでしょう。それでは昨年度会計の決算の反省は来年度の予算編成に生かさなければなりません。気を引き締め決算書に取り組みますと、我々新人議員は昨年度会計の予算審議を経験していませんから、その決算についてはどの程度の評価を与えるべきか量りかねるところがあります。説明を求めましても、執行部側は事務的に淡々と成果を述べますのでなおさらです。

 分厚い決算書の審議は2日間続きましたが、初体験の私には不完全燃焼の思いが残りました。もっと精進しなければなりません。

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