来年度から下館第一高等学校で中高一貫教育が開始されます。1クラス40人程度と規模は小さいのですが、義務教育全体への影響が気になります。
筑西市では、現在、小中一貫教育を進めています。9年間の義務教育学校も計画しています。厳密にいえば、小中一貫と中高一貫は矛盾する部分があります。一方で、小中一貫を進め、一方で中高一貫を進める。中高一貫を目指す生徒の中には9年間の義務教育のカリキュラムの途中で、別のカリキュラム(中高一貫教育)への転校となるケースもある訳で、生徒や親後さんたちは戸惑いを感じるのではないかと思います。教育委員会として、このような問いにどのように答えるのか伺いました。
答弁は、中高一貫、小中一貫、それは教育の多様性であること、選択は市民であること、そして、義務教育期間の各学年において、履修すべき項目は全国同じであるので、通常の小学校の6年生も、小中一貫校の6年生も、中高一貫校を目指すにあたり、有利不利はないとの説明でした。