市保健福祉部では、広く市民に地域医療を理解していただくために「いきいき寺子屋」を開催してきました。本日は、大田公民館で行われましたが、市内を1巡(中学校区ごとに開催)した最終日となりました。1巡目のテーマは「西部メディカルセンター長と語ろう」です。梶井病院長が、西部メディカルセンターの現状、地域医療での役割、課題について語り、市民から質疑応答する形で進みました。
病院長の話では、予定通りの地域医療を実現しているとのことですが、地域住民の期待値との落差は否めません。脳、心臓疾患に対する西部メディカルの立ち位置・役割は、やはりすっきりしません。庭先での救急車の停車時間の短縮についても明確な数字が示されませんでした。一点だけ、はっきりしたことは、紹介状がなくとも診てもらえるということ。普段健康でかかりつけ医を持たない人たちが、「今回は医者に行こう」と決心した時、西部メディカルに直接いけないかと質問しましたら、「どうぞお越しください」と明言されました。