議員日誌807  筑西市の人口対策 R元 8.9

 

講演「筑西市の人口対策」についてが開催されました。講師は茨大の渋谷敦司教授。筑西市の人口対策部が主催したものですが、筑西市の人口対策部は10万人死守を至上命題とした部署、しかし講演内容は「人口減少」自体は問題ではないという内容、すこし齟齬があるように感じました。
 筑西市では人口が1年で約1000人減少しています。自然動態、社会動態が共にマイナスで、市全体の衰退が懸念されます。この危機意識から人口対策が叫ばれ、自然減の原因の一つである少子化対策、社会減の原因である転出の抑制策と転入の推進策を講じてきました。

しかし教授の論点は、人口対策としての効果的な施策の提案やこれまでの評価というものではなく、人口減少や少子化を近代化政策、男女共同参画の成果として受け入れる内容だったように思います。何かかみ合わないと感じたのは私だけでしょうか。  

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