先日、川島地区のある「空き家」に対して草木除去の行政代執行が行われました。写真の通り、すっかり草木は除去されています。それなりの効果はあったようです。 しかし、ここまでに来る道のりは長いものでした。
まず、「特定空き家」に指定しますが相当の手続きと時間を要します。さらに改善命令を出しますが、これについても手間暇かかります。そして、行政代執行。この作業も実作業で1週間以上要しています。
今後もいくつかの疑問点があります。代執行の費用を所有者に請求するのですが、所有者が応じるのかどうか。 また、此度のような草木除去の場合、繰り返されることが考えられます。草木は1年で鬱蒼としてしまいます。これを防ぐには継続的に除草剤を散布するなどの作業を行うことが必要です。法律はそれを想定しているのでしょうか。今後を見守りたい。