先日のセミナーでは、人口対策について触れました。これまでもいくつかの講演で人口減少対策に関するものがあり、大変興味があり、当日私も資料として、日本全体の人口ピラミッド、合計特殊出生率、未来の人口予測を使用いたしました。改めて日本の異常さを思い知らされます。
日本の人口ピラミッドは逆三角形に近く、60歳代と40歳代が最も多く、それより若い世代ほど少なくなっています。合計特殊出生率が1.44という事実を考えあわせれば、今後の日本の人口は減少の一途です。
比較するためにイギリスの人口ピラミッド、人口推移と予測のグラフを提示しました。イギリスの合計特殊出生率は 1.79であり、日本より高いものの2以下ですから本来人口減少が起こるはず、しかし予測は増加です。国策の違いがあります。これについては別稿に譲ります。
