前稿でも述べましたが、筑西市の社会動態をプラスにするには、地域の中心都市にならなければなりません。それには産業基盤、商業施設、優良宅地の充実が必要です。筑西市にはある程度の産業基盤は存在します。工業生産高は県内7位の実力です。商業力(年間商品販売数)は8位です。これをさらに上位にすることは可能です。
筑西市の基幹道路は、徐々にではありますが整備されつつあります。環状道を形成する50号線の北側バイパス開通。そして50線南側バイパス的道路の一本松茂田線(筑西幹線道路の一部)開通。今後、50号線川島・玉戸間の4車線化、玉戸一本松線の整備が予定されています。これらの基幹道路を生かすことでさらなる産業力、経済力をつけることができます。それには、この基幹道路沿いに企業を呼び込むこと、そして新たな市街地を整備することです。玉戸工業団地の増強・再整備、駅南地区の開発(60haに新市街地、商業団地)。これが重要です。