新年早々、筑西市のニュースがテレビから飛び出してきました。筑西市のふるさと納税の返礼品「おせち」が届けられなくなったということです。納税者(正確には寄付者)にとっては、物が「おせち」だけに数日遅れて配達されても意味がありません。納品業者の力不足から生じた不始末ですが、筑西市は「納税者」にとにかく謝罪し、できるだけ誠実に対応しなければならないでしょう。実際、筑西市は未納となった「納税者」357人の方に対し謝罪し、可能な限り職員によって配送したということです。それ以外の「納税者」の希望をも最大限受け止めるつもりのようです。
しかしその後、6日に臨時記者会見が設定され、その晩、テレビニュース報道となりました。「謝罪会見」の映像が流れたのです。他県や都内の友人から連絡がありました。「筑西市も大変だね」。――果たしてテレビ報道で流すべきだったのでしょうか。これまで筑西市はシティプロモーションに取り組みイメージアップに努力してまいりました。お金も担当部署の苦労も大きかったろうと思います。ぶち壊しとは言いませんが、痛手となったことは確かでしょう。記者会見は自発的なのか追い込まれたのか分かりませんが、この映像は残念です。