新型ウィルス感染防止を国家ぐるみで呼びかけています。勿論、国民一人一人が注意をしなければなりません。自らの感染を防止(厳密には可能性を減らす)するためにはマスクをし、手洗い消毒をまめに行い、あえて人込みに行かないということでしょうか。しかし、最後の「あえて人込みに行かない」というのが難しい。自らの判断であれば、それはそれでいいのですが、公共施設では自らの判断ということはなく、必然的にシャットアウトとなっています。施設管理者が、責任回避のため「人込みを創らない――休館とする」ことに懸命で、利用者の自己判断は蔑(ないがしろ)ろです。休館は、管理者には損害を与えませんので当然の選択です。
それでは客商売で成り立つ民間事業者はどうでしょうか。当然、休店する処はありません。徹底した消毒、注意の呼びかけなどで感染防止策を行い、営業に努めています。それでも客足が途絶えたところが続出です。公共が、安易に、必要以上に恐怖をあおることで市民、国民が、あまりに敏感となり、経済・社会にマイナスとなっていないか、ジックリ考えたいと思います。
PS. 懸命に営業を続けている「あけの元気館」「遊湯館」「県西生涯学習センター」「道の駅グランテラス筑西」、学童保育、保育園その他コンビニ、スーパーにエールを送ります。