総務企画委員会は10月17に会津若松市議会、18日に石巻市役所を視察致しました。まず、会津若松市議会について。
視察目的は、議会改革の先進市である当市の議会基本条例および議員政治倫理条例制定の経過及び現状を知ることです。議会事務局と議員2名が2時間に渡り説明してくれました。これまで議会基本条例とは、議会運営の理念、それを具体化する制度、その制度を作動させる原則的条例という程度に漠然と考えていました。しかし、合図若松市のそれは政策形成のためのツールとしての位置づけでした。市民から意見を聞き、課題を設定し、政策を立案する能力を要求するものです。それと同時に、この能力を備えた議員に高い品格と理性を求めたのが議員政治倫理条例です。
新人議員にとって相当の隔たりを感じました。この条例が機能しているとすれば驚きです。これをそのまま我が筑西市議会に導入することが出来るのだろうか。議員一人ひとりの自己研磨で到達できるのだろうか。現状は筑西市議会議員の努力不足なのだろうか。これについては回を改めて考察したいと思います。
P.S 合図若松市役所の建物は大変古く、昭和初期の建造物です。冷暖房設備も年期を感じさせます。予算規模は筑西市より1割程度大きく、人口もその通りです。派手さを見せない東北の奥深さを感じました。