県内に新型コロナ感染者が出た報道を境に、市立施設の休館を決定した筑西市でしたが、当初の予定通り、4月1日から施設の開館つまり市民利用を再開するという通知が届きました。安堵いたしました。東京都では知事が危機感を表明し外出自粛を都民にお願いしています。総理大臣も「非常事態宣言の瀬戸際」という表現で国民に注意を呼び掛けています。この中で、市はよくぞ市立施設の市民利用を再開してくれました。
集団感染の確率は、「密閉空間」「密集」「近接会話」の3条件で増大することが分かっています。施設側が充分な換気対策を講じ、密集とならないよう入場状態を管理し、マスク着用、消毒、注意書き、近接会話を避けるよう利用者にお願いするなどで、十分に感染防止効果は上がると思います。利用するしないは、個々人の判断と責任に任せてよいはずです。筑西市のように、普段から市街地でも人込みがあまりない地方都市で、いたずらに外出自粛や公共施設の閉館を続けたら、国全体が窒息してしまいます。