先日、支援者の方から手紙を頂きました。自筆で丁寧に書かれていました。この方は、筑西市の人口減少を大変憂いておられ、原因について、更に対応策について独自の考察を述べてありました。少しご紹介します。
「筑西市は結城・真岡市に比べ、優良な水田が多く、大規模工業団地に適した土地がなかった。そのため比較的小規模の工業団地が点在すことになり工業団地を取り巻く道路整備が徹底しない。」確かにそのようです。土地はあるようでないのです。しかし、現在では大きな土地は必要ではありません。それほどの大規模開発の需要はありません。ほどほどの土地で効率のよい開発が必要なのです。広大で優良な水田の長所を生かすことです。
また、水田面積が大きいことが特徴である筑西市にとって、このことがマイナスになるようでは困ります。TPPが世情、大議論となっています。水田農業に大打撃となるのか、それなら市をあげて対応策を講じなければなりませんが、知識不足では議論が進みません。まず、TPP研究でしょう。
「人口増加につながらないスピカへの投資は慎むべき」一考あります。今、本庁舎移転など、政治課題ではありません。金がかかって不便になる投資など何故必要でしょうか。現庁舎の改修なら5億円、スピカ移転は20億円です。平面駐車場と立体駐車場、市民の利便性も比べるまでもありません。
「東京通勤族を増やすこと、それには下館発東京行きの直通ダイヤを組んでもらう」なるほどと思います。私はこれまであまり考えてきませんでしたが、市の努力で可能性があるなら積極的取り組むべきです。かつて、「準急つくばね」があったと思います。線路は繋がっているかもしれません。意外に低額投資で大きな夢が実現するかもしれません。