茨城県大井川知事は、全国で初めての「新型コロナウィルス感染症に関する条例」を検討しています。ポイントは「いばらきアマビエちゃん」を活用する点だと思います。
「アマビエちゃん」、マスコミ等でも取り上げられていますが、なかなか県民理解が進みません。PR不足は否めません。このシステムは、飲食店、道の駅、イベント会場など不特定多数の人が集まる施設が「アマビエちゃん」システムに登録しておくことで、もし感染者がその施設を利用した場合、同日にその施設を利用した人にメールが届くものです。メールを受けた人は帰国者・接触者相談センターへ相談することができます。場合によってはPCR検査を受けることになります。
感染拡大防止には役立つかもしれませんが、いまいち事業者に人気がありません。「感染者が出た施設」という風評被害を心配しているのです。また、施設利用者がメールを受けた場合、必ずPCR検査を受けなければならないのか、こちらも不安があります。県はどのように説明しているのでしょう。