本庁舎の展望について
本庁舎の耐震性はかねてより基準値を満たしておらず、補強を求められていました。3.11の大震災では大きな損傷は免れましたが、今なお多くの職員が仕事をし、多くの市民が利用していることは憂慮すべきです。
市長は、タウンミーティングで本庁舎の長期展望として駅南への移転の可能性を示していましたが、筑西市が合併をステップとして進化発展を求めるのであれば、R294バイパスと筑西幹線道路の交わるエリア付近―交通の要衝に新市街地を建設することだと思います。新本庁舎はその骨格となる施設ですので是非とも新庁舎建設基金の創設をお願いしたい。 現本庁舎の今後の対応と、将来の本庁舎のビジョンについて市長の考えを伺いたい。
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市長の答弁
本市においては多くの公共施設が老朽化し先の大地震で大きな被害受けた。これらの再編は行政改革の視点から検討している。本庁舎は財政面から考慮して今後10年程度は、被災個所の修復、耐震改修し利用する。その間、基金を創設し、新庁舎建設に備えたい。建設場所については、公共施設の総合的な在り方を行政改革の視点からも考慮し、今後市民のコンセンサスを得ながら進めるが、長期的ビジョンとしては下館地区南部もあり得ると考える。
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私の意見
近未来の筑西市の構想は、新市街地を南部の交通の要衝に建設することが理想です。市役所の南部移転と基金創設に言及した答弁は希望を抱かせます。