筑西診療所をご存じでしょうか。10年前の大規模地震(3.11地震)の際、当時の市民病院が被災しその機能を維持するために緊急避難的に建てた病院がありました。市民病院はその後全面的に閉鎖となりましたが、その緊急避難的病院を西部メディカルセンターの一部(主に在宅医療病院)として利用しています。これが筑西診療所です。
使命を終えた旧市民病院建屋は当然解体されることになっています。筑西診療所は残りますが、そのためにインフラの取り付け工事が発生し、解体事業費が膨らみました(7億8千万円)。また、その位置が奥まっていて道路からのアクセスが悪い。さらに議会ではこの位置では跡地利用計画に支障をきたすのではないかと指摘しています。この辺の問題があり390号で触れた付帯決議となったわけです。
(添付図面の青線が旧市民病院跡地。赤線は旧特養施設跡地を含めた利用可能な範囲)
執行部は、5月17日の全員協議会で説明するとしています。この位置に筑西診療所を残すメリットと跡地利用計画をしっかり説明して頂かないと議会は納得しません。