衆議院選挙が公示され、法的選挙戦が開始されました。報道では政権選択の選挙とはやし立てますが、これは法律上の建前で実質的には選択肢は1つしかありません。国民の多く(投票する人の多く)は「主義主張の違う野党が連携しても自・公の方がまし」と考えている現実があり、野党が多数を占めることはあり得ません。したがって、投票した野党候補者が当選しても少数でしかなく、政権選択は現政権しかあり得ません。
我々国民が望むことは、政治家が期待に応える政治を行うこと、国を想い国民を思う政治家を国会に送り出すことです。現在の政権党は政治不信を招いた責任があります。菅内閣が1年足らずで終焉したことはその証左です。これに対する与党からの自浄作用無くして国民の期待に応えることはできません。