３つ目は筑西市地域内運行路線です。このルートは市内の人口の多い幸町、勤務地の多い玉戸工業団地、川島周辺また2つの高校を通りますが同一時間帯に集中した需要は鉄道（水戸線）と車を軸とした既存の交通体系が出来上がっています。住宅地と商業施設、医療施設、遊遊館の間の移動需要は同一時間帯に集中せず、人口集積から判断してバス路線向きではありません。これまでの実証実験では1日往復15本、利用者は平均で1日35人、1便当たり2～3人。
通勤通学には水戸線の利用を勧めることも重要であり、また通勤通学以外の移動にはデマンドタクシーを利用することを勧めたい。この路線の今年度予算額約1700万円、費用対効果を考えると、このバス路線は廃止してもいいのではないでしょうか。
