4月6日に南中学校、4月9日に大田小学校の入学式に来賓として招待されました。6日は風が強く肌寒い中の式となりましたが、式場の体育館に大勢の生徒と父兄が緊張した面持ちで詰めている様子を目にしますと感動がわいてきます。大きめの学生服に身を包んであどけなさが残る新1年生、先輩中学生の歓迎を受けながらも期待と不安に胸を膨らませた表情がとても印象的でした。9日の小学校の式は穏やかな日差しの中、桜の花がようやく3分咲きというところで、担任の先生に先導された新入生の行進が何とも言えないほほえましさ、見る者すべてに笑みをもたらす不思議な空間を提供してくれました。
父兄は30代の方が大勢でしょうが、夫婦で式に参加している方が多いように感じました。これも少子化の好効果でしょうか、社会の成熟の成果でしょうか、素敵な光景だと思います。子育てに悔いを残した先輩として一言――期待をかけすぎないで――の衝動にも駆られます。議員となっての役得は小中学校の入学式の招待だと確信します。来賓一人ひとりの紹介のとき、こころから「入学おめでとう」と申し上げました。