先日、公共施設の命名権(ネーミングライツ)の販売について申し上げました。 1011号では命名権料が少し安すぎないかという指摘でしたが、命名権料以外にもメリットは考えられます。
命名権購入希望者を募集し選定するのですが、審査基準に社会貢献度という項目があります。これをズバリ筑西市への貢献度とすれば、市にとって大きなメリットとなるでしょう。市に貢献しなければ命名権を得られないわけですから。但し審査項目が6つあり、項目ごとに配点が決められていますが「社会貢献」の配点が低くなっているのが気になります。 また、愛称がつくことで話題になり、利用が増えるつまり賑わい創出につながる可能性もあります。これもメリットです。審査基準の項目に「愛称」が上がっています。しかし、これにはデメリットもあり得ます。1011号でも触れましたが、親しんだ名称を失うことと裏表だからです。
ネーミングライツ パートナー制度、市民から批判が出ないよう、しっかり運用していきましょう。