議会報告45号で下館庁舎(旧筑西市役所)の解体工事が4億8千万円とお 伝えしました。ここでは少し詳しく述べたいと思います。この解体工事は「一般競争入札」ではなく「公募型プロポーザル方式」と呼ばれる選考方法でした。「一般競争入札」は、参加資格のある業者が価格競争をするものです。ほとんどの公共工事(1000万円以上)はこの方式で行われています。 「公募型プロポーザル方式」とは、参加資格のある事業者を公募で集め、 企画提案書を提出させて選考するものです。高度な技術、専門性、創造性や企画力が必要な公共工事に利用されます。筑西市では、中核病院の西部メディカルセンターの建設工事に利用されました。
此度の下館庁舎の解体工事がプロポーザル方式で行われたことに若干違和感を持ちました。さらに、応募事業者が2社ということで、優先事業者と次点事業者に判定されたのですが、それぞれの提示工事価格は次点事業者の方が約1500万円低かったということです。総合評価では優先事業者の方が高かったという説明ですが、その評価内容は非公開という理由で議会に開示されませんでした。これにも違和感を持ちました。次稿にて議案質疑の内容をお伝えします。