市当局は、請負業者の選定を入札ではなくプロポーザルで行った理由を次のよ うに説明しています。
「大規模な建物であり、周辺に残存して使用する施設もあり、かつ市街地であることを考慮して、安全面、環境面に特段の配慮を求めた結果、技術的提案力を求めるプロポーザル形式とした。」
議案質疑の概要は以下の通り。
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小島質問: 工事価格ばかりでなく、技術的提案力を含めての競争ということでしょうが、結果として、予定価格の約3%(約1500万円)低く提示した業者が落選しています。審査項目は17項目あったと聞いていますが、どのような審査結果になったのでしょうか。
部長答弁:プロポーザルでの提案に関する審査評価は、今後の事業者の営業活動に不利益を及ぼす恐れがあることから不開示となっています。
小島質問:17項目に対して配点が各5点または10点、合計110点。工事価格の配点は5点。工事価格の比重が軽すぎないか。
部長答弁:プロポーザルで技術的提案力の競争を求めるわけで、価格競争に比重をかけると通常の入札と変わらなくなる。それを配慮した。
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17項目の審査評価の開示がなされなかったのが残念です。議会の審査の権能が失われかねません。