筑西市議会の女性議員3人を中心メンバーとした「女性議員を増やす会」の会合が古民家「風の家」で開催されました。今回は、来年の地方統一選挙に立候補を考えている方を招くという計画でしたが、参加希望者は一人でした。女性にとって議員立候補を希望することにもハードルがあるようです。
此度参加された方は、小学校の特別支援学級教員つまり公務員ということでした。人生経験も豊富、子育ても一応の区切りをつけていました。市議会に立候補を考えた動機などを聞かせていただきましたが、自分のキャリアを市政に反映したい、障害を持つ人や弱者といわれる人の役に立ちたいということでした。彼女の場合、公務員という立場からくる規制があり、事前運動が難しいので来年4月の立候補の可能性は薄いと思います。
私が常々考えていることですが、議員への動機というものが、自分なりの専門性―それは職業からくるものを指していますが－と体験からくる社会性から沸き起こることが理想だろうと思います。そういった意味では彼女は十分資質を備えた人物ですので是非とも意欲を持ち続けてほしいものです。
