議員日誌1053  市議会12月定例会 事件勃発  12/23

 本日、12月定例会が閉会となりました。この最終日に思わぬ事件が起きました。議案の内容は次稿に送り、この事件から報告します。  本会議開始早々、ある議員から動議が出されました。この動議は「某議員の辞職勧告決議」案でした。理由は某議員の配布した「議会報告」に同僚議員に対する誹謗中傷が書かれており、議員として著しく品位を欠くものである、ということでした。確かに某議員の議会報告には「不適切」な表現もありました。これはもう少し配慮があってしかるべきでしょう。しかし、辞職勧告決議に相当するかどうか疑問です。懲罰委員会に係る案件には該当しません。結果として、可決されていますが。(否決11票、賛成11票、議長採決で可決)―但し、法的拘束力はありません。本人は辞職を否定しています。


 某議員の要点は「特定グループが数の横暴で、議会の役職を不見識に決めている」ことに対する批判です。この批判そのものが「著しく品位を欠くものか」議論すべきです。この事件を報道した朝日新聞の記事の書き出しは「議員同士の批判は誹謗中傷か」です。某議員の「数の横暴」という主張に対する特定グループの会長代行の反論は「多数決は民主主義の大原則だ」というものでした。はたして実態は。

 

 

 

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