議会閉会間際に、桜川市議会が新中核病院議案を否決したというニュースが入りました。桜川市議会において昨年11月の臨時議会で関連予算が否決されて依頼、この計画には暗雲が漂っていました。12月、3月にも上程され否決された議案ですので、この結果は予測されたものです。筑西市の議会では12月、3月、6月のそれぞれの議会の中で、計画がとん挫した場合の代替計画はあるのかという質問があり、市長側はそれを予想していないので、代替案は考えていないという答弁に終始していました。それなりに情報収集していれば半年前に見切りをつけ、代替案を模索することはできたはずです。
県西総合病院と筑西市民病院の公立2病院の再編統合計画に替わる案、選択肢はあるのか。交付金25億円はどうなるのか。全く見えてきません。地域医療再生計画の期限は25年度末と決められています。筑西市が桜川市の賛同を漫然と待っている間に桜川市では反対議員を中心に代替案が進行していたようです。筑西市が取り残された感が否めません。