先日、紫水ロータリークラブの例会では、茨城オーガニック給食プロジェクトの皆さんが「なぜオーガニック給食か」をテーマに卓話を披露して下さいました。世界基準では使用禁止となっている農薬が、日本では何故か規制されていない、あるいは使用が緩和されている実態があるようです。人体や自然への悪影響が心配されています。せめて学校給食から農薬に汚染されていないオーガニック野菜を取り入れようというのがその趣旨です。
日本の農家の方は、安全性の高い除草剤としてラウンドアップを使用しています。しかし、製造メーカーのモンサント社(2018年ドイツバイエル社に買収)は、アメリカにおいてラウンドアップ薬害(発がん性)訴訟で1兆1600万円を支払ったようです。今でも数多くの損害賠償訴訟が起こされています。EUやいくつかの国ではすでに使用禁止となっています。然るに、この事実は日本のメジャーなマスコミは報道しません。無責任ではないでしょうか。