議員日誌104  市民アンケート特別委

 本日午前10時より、市民アンケート特別委員会が開かれました。最大の問題は、本庁舎とスピカビルに関する事項。本庁舎の改修派とスピカ移転派の綱引きの様相です。具体的には、問14で本庁舎の整備について選択質問していますが、その選択肢に各事業の費用概算額を記載するかしないかでした。

枝① 本庁舎は耐震改修して使用する。      事業費 約7億8千万円

枝② スピカビルを大規模改修し、本庁舎とする。 事業費 約29億9千万円

枝③ 新庁舎を建設する。            事業費 約43億8千万円

 

 スピカ移転派(議会の多数派)は、費用を恣意的に操作し、①耐震改修を選択しやすくしていると非難します。そこで市民に正しい選択をさせるために事業費を全て削除せよと主張しました。多数派ですのでこれが特別委員会の意見ということになります。

 更に多数派は主張します。議会のスピカ特別委員会で、「本庁舎として利用する」が議決されたのだから、市民アンケートで本庁舎の整備方針を質問することは議会軽視である、と。いつ議決などされたのか、事実は多数意見としてスピカ移転を要望したもので、少数意見「現本庁舎整備とは区別して考えるべき、スピカは民活事業の利用を」を併記しています。これに関して市民の声を広く集めることは議会としても必要のはずです。

 私は、自分の主張に従い、実態に近い数字を提供していくつもりです。

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