「学校給食会」とは、小中学校の給食の食材の安定供給を目的に、昭和29年に国策として全国に設立されたのが始まりです。当時は食糧難の時代で、学校給食は子供たちの重要な栄養源でありましたので、その食材の確保は大変重要な役割でした。 時代が流れ、食糧事情が大きく変化し、学校給食会の役割も変質してきました。
現在、各都道府県に「公益財団法人○○県学校給食会」が存在し、これを一般社団法人全国学校給食会推進連合会が取りまとめています。巨大な利権集団と化しています。全国の小中学校給食センターへの食材納入では圧倒的シェアを誇り、筑西市の場合、金額ベースでは50%以上となっています。 各自治体の給食センターにしてみれば、学校給食会を利用することは、大量の食材確保、品質・安全性を任せられるメリットあります。地産地消や地元経済貢献ということを多少犠牲にするデメリットがあっても、ということです。
ここにきて、筑西市では変化が見られます。以下次稿へ。