本日、臨時市議会が開催されました。いくつか重要な議案がありましたが最も話題になることは「学校給食の無償化」でしょう。補正予算議案の中に、年明け1月から3月まで3か月間の保護者の給食費納付金相当額が一般財源から支出されることが明記されていました。さらに、須藤市長は答弁のなかで「来年度の無償化を見据えて、前倒しで年明けから実行することにしました」と発言しています。来年度以降、当初予算に給食費が盛り込まれ、学校給食の完全無償化が実現するということです。
これまでも長年多くの議員が要求してきたことでした。地方創生が叫ばれ、人口減少対策の一策でもありました。ある意味自治体間の競争となっていました。すでに全国では無償化を実現した自治体は珍しくはありません。私も我が筑西市の財政状況からすれば年間約4億円の給食費は予算化できると考えていました。財政当局もついに英断したようです。それにしましても、このような「話題を呼ぶ議案」を前触れなしに臨時議会に提出するのは「議会軽視」では、と若干嫌味を言いたくなりました。