議員日誌115   スピカビル調査

 市民アンケート調査特別委員会において、市が提供した資料――スピカビルを本庁舎に改修した場合の工事の費用が約30億円――が適正かどうか調査するために現地にて説明を受けてきました。スピカ移転推進派の議員は、工事費がこれほど掛かるわけがない、資料は水増しがあるとの疑念を持っています。計画案に贅沢、豪華、無駄なところが必ずあると意気込んでいます。この資料は、本庁舎を移転するより現庁舎を改修することを市民が選択するよう誘導していると主張しています。

 私は、今の時点で、本庁舎を移転すること自体に反対です。それこそ無駄です。10億だろうが20億だろうが不要なことはいくら安くとも不要です。現に使えて特段問題のない市庁舎を、駅前に空きビルがあるから移転するという発想が理解できません。通常、市役所移転というのは相当の理由がなければ提案されません。誘導とは関係なく現庁舎改修案が選択されると思います。

 それにしても、地下1階から階段で上がり、各フロア-を歩き回る作業は結構疲れます。まるきり空いている3フロア-(地下1階、地上1階、2階)はモッタイナイことこの上ありません。駅前1等地、駐車場完備、知恵を出せば、民間で必ず利用できると確信しました。

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