再び「乗り愛くん」予約受注現場の視察を行いました。此度は午後3時からでした。1日の予約受注は午後4時30分までですが、1日の最終運行は4時までですので、この時間帯に予約する方は、当日分ではなく明日以降の乗車予約でしょう。電話の本数は、あさの時間帯に比べ半分以下のように感じました。オペレーターも余裕をもって対応しているようです。利用者が、翌日以降の予約をするのであれば午後に電話を頂けると業務がスムーズとなるでしょう。
しかし4時を過ぎますと4時の運行の予約がない車のドライバーが引き上げるため事務所にやってきます。ドライバーは客から受け取ったチケット(乗車券)と、新たにチケットを販売したお金を置いていくため、事務所職員はこれを受け取り整理しなければなりません。12人が次々にやってきます。人員的に余裕はないようです。
デマンドタクシー「のり愛くん」の配車現場はしっかりやっていることがわかりました。つまり日専連のオペレーターと事務局長さんは無駄な動きをしていません。2日間の視察で分かりました。また12台の車もほぼ無駄なく運行しています。乗車数は受け取りチケット数で分かります。運行距離は事務所のデータで分かります。つまり、配車部隊も運行部隊も無駄のない働きをしているのです。しかしながら「議員日誌119号」で申し上げた通り、潜在需要に見合った供給がなされているとは言えません。利用者数はグラフの通り、平成20年からほぼ横ばいです。その原因と対策を考察し「のり愛くん」の利用アップ策として提案します。