私が所属する地域経済団体-同友クラブの9月例会・新中核病院研究が開催されました。筑西市から永山審議監、堤副市長、茨城新聞の高橋記者、真壁医師会の落合会長、市議でありクラブ会員の榎戸議員と私小島がパネリストとなって、それぞれの立場で新中核病院を論じました。
医療界でもなく、行政外郭団体でもない1経済団体による研究会としては、大変内容のあるフォーラムだったと思います。記者から見た地域医療改革に関する動きの変遷、地元の理解、自治体・政治の熱意とスタンス―ここまで新中核病院計画が遅れている原因を分析しているようでした。医療専門家からの中核病院の必要性、地域医療崩壊の予兆を説かれると焦燥感に襲われます。行政の審議官からの説明は、3年前からの地域医療再生計画に絡む経過報告の様なもので、新味に乏しいものでした。計画が挫折しているのか新しい枠組みで大きく前進しているのか、新中核病院が実現するのか突っ込んだ話はありませんでした。
私は、新しい枠組み―民間病院と市民病院の再編統合の話が前進していることを前提に警鐘を鳴らす立場の主張をしました。内容は、次回。
P.S. 県議会議員田所よしのり氏、衆議院議員福島のぶゆき氏を会員に抱えていますので、両氏の地元医療に関する熱意も披露して頂きました。