議員日誌1152  続・明野幼稚園解体工事  10/22

 本稿日誌1145 で伝えました明野幼稚園解体工事について、市議会全員協議会において、新たな市当局からの説明がありました。本日の説明によれば、設計業者がアスベストの存在を的確に把握できないまま解体工事の仕様書、工事見積を作成したということでした。であれば、現実にアスベスト除去に追加費用が掛かるのであれば市としては支払う義務あり、さらに解体工事の長期化による追加出費の責任は、設計業者にあると考えるのが妥当と思います。

 

 わたくしは、埋設物除去について質しました。いつの時点で誰が埋設したかの説明もなしに、市が撤去費用を支払う義務があるという説明に疑問を感じたからです。市の説明では、当時、この敷地は山林であり、木々の伐採伐根工事の際、焼却し埋設された可能性が強いというものでした。50年前とはいえ、そのような不当行為が公共工事で行われるものなのか。この程度の推察で、撤去責任が市にあるという結論に疑問を持っています。

 

 さらに、追加工事の価格の競争性、正当性に疑問を持ちます。これを見積もったのは先の設計業者です。この見積もりは素人の市議会議員でも高すぎると感じました。その正当性、妥当性、競争性をどのように証明するのでしょうか。

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