筑西市の唯一の公立幼保連携型認定こども園である「認定こども園せきじょう」が開園いたしました。大変すばらしい施設です。定員250人、総床面積2280㎡、敷地面積は駐車場を含めると10,000㎡に及びます。民間施設ではなかなか実行できない「子育て支援事業」――保育園・幼稚園に入園前のお子さんと保護者の方を対象に、育児相談や交流を行っています。近隣地域に民間の幼保連携型認定こども園がないことで公立施設の建設となりました。
しかしながら、その建設費の大きさには疑問があります。比較対象として、同時期に建設された同じ公立の土浦市立認定こども園土浦幼稚園、民
間Aを挙げてみます。
せきじょう 土浦幼稚園 民間A
定 員 250人 110人 136人
総床面積 2280㎡ 1125㎡ 1019㎡
学童保育 無し 無し 有
建設費 12.4億円 4.7億円 4億円
坪単価 180万円 140万円 130万円
建設費ばかりでなく建設単価を比べても、セキジョウの突出ぶりが鮮明となります。民間Aでは学童保育施設も併設してこの工事費です。採算をとろうとすればこの建設費に収める必要があるのでしょう。 公立認定こども園に対し、これほど豪華な施設にする必要があるのでしょうか。